福島・宮城に行ってまいりました

4月6日(月)
コジコジの定休日月曜日に日帰りで福島・宮城に行ってまいりました。

私の親友内藤さんにプリウスをレンタカーしてもらい夜中3時にコジコジに集合。
コジコジで作った弁当約20食分、トイレットペーパー12ロール8個、カセットコンロ1台、
カセットボンベ20本、50枚入りマスク20個などを積み自治体、避難所に渡せるかわからないものの、とりあえず車に積み込みます。

服装は防寒のものを多めで汚れても良い服装と靴で、ティッシュペーパー・水・念のため小さい毛布、軍手なども用意しました。


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内藤さんの運転でいっきゅうと3人で4時30分ごろに出発。


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三軒茶屋から出来たばかりの中央環状線を使うとこの時間だと都立大から池袋まで15分というのはちょっとびっくり。


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さすがにこの時間だと順調に進みます。

東北自動車道の高速にもすぐ入り、早めに一度サービスエリアに立ち寄りました。

朝ご飯にパンやコーヒーを買っていたのですが、そのコンビニにボルヴィック1リットルが箱の状態で2ケース置いていたので避難所にいくということを話し、買わせていただきました。

東北道は一般の車がほとんど通っておらずかなりすいていました。


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ただ、ガソリンの供給状態がわからないためか、かなりプリウスはたくさんみかけました。

宇都宮まで約1時間30分と予定よりかなり早く通過!

福島にも2時間ほどで入っていきました。

この辺りから高速道路にひびがはいったようで工事したあとが時々ありがたんと段差を感じることが増えてきます。


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コジコジスタッフの一人の実家のある国見まで3時間30分ほどで到着!(ここまで約315km)
国見サービスエリアはガソリンスタンドもあります。
東京からだとこの地点でガソリンを入れる人が多いのでとても重要な場所かもしれません。
私達もこの後ガソリンを入れる場所がないかもしれないので寄ることにしました。


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被災地に近いためか各地から集まってきた警察官やボランティアの方などたくさんの方がこのサービスエリアには寄っていました。


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関西学院大学はバス1台を使いたくさんの学生がボランティアとして参加するようです!


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物資をたくさん積んだバンもたくさん見かけます。

この後トイレも行けないかもしれないのでトイレにも行きました。

ここから先はあまり情報がないため少しずつ不安になってきます。


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ガソリンスタンドも最近になってだいぶ通常の状態に戻ってきたらしく少し並んだだけで入れることが出来ました。

プリウスでここまで約19リットル使っていたので念のためここで満タンに。

白石インターを降り、奥州街道(4号線)で岩沼に向かいました。

岩沼市に向かうまではもちろん東京など関東よりは被害がみても多いものの、報道などで見るような光景は見つかりませんでした。

岩沼市の総合福祉センターがボランティアセンターになっているとのことなのでまずそちらに向かいました。

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春休みということもありボランティアの大半が学生でした。

岩沼のボランティア活動の状況です。
http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10109

ほとんどの方が地元のボランティアの方で今のところは足りている状況でした。
被害が大きいはずなのにこの状況はどういうことかと不思議に思い、もっと海沿いのところをまず見てみようと車にもう一度乗り込むことに。

1~2kmその場所から進んだだけで風景が一変しました。


途中までは本当に何もなかったようなところから、いきなり土砂が入ってきたような家、さらにちょっと進んだだけでいきなりほとんど何も残っていない風景が広がっていました。

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たった数百mの違いですべてを失った人とほとんど何も被害がないところの天と地の差が目の前に現実としてありました。
地震の被害もあるもののほとんどが津波で被害を受けたか受けていないかが大きな境目のようでした。

岩沼市の被害状況です。
http://ranasite.net/?p=1437

この後、避難所を視察し、そこの職員にどんなボランティアが必要なのかと炊き出しなど必要性があるのかなどを聞きました。

この岩沼市役所周辺は今のところ地元のかたがほとんどされているとのことで物資もかなり入ってきておりライフラインも津波の被害がない場所はほとんど復旧しており、私どもが持っていったものは全部足りている状況でした。


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仮設住宅も急ピッチで建設されていってるようです。

次はこの辺りでよく報道されている山元町に常盤自動車道を通って南下することに。

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この道から海岸沿いに見える風景はだんだん南下するほどひどくなっていきます。
自動車が流されている光景がだんだん当たり前になっていきます。

20kmほど南下すると山元町役場に到着。
ここは役場兼避難所。

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岩沼市の方でも厳しい状況だったにもかかわらずこちらの方はさらにこの場所自体がかなり緊迫しておりました。
ちょうど12時過ぎだったので愛知から来た自衛隊が炊き出しできしめんとういろうとパンを配っていました。


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自衛隊の炊き出しの車両です。

私達が車を停めた隣にはみんなで共有しているどろまみれの車があり、おじさんが使おうとしていたのですがかけることができず、わたしたちも手伝ったのですがだめでした。

まず、物資の受付をしている職員のところに行き私たちが持ってきたもので必要なものがあるかを聞き出しました。

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炊き出しの食事しかしていないのでお弁当はかなり喜んでいただきました。


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この役場と避難所はまだ水道が復旧していないので水も提供しました。


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よく最近テレビなどで避難所でインフルエンザやノロウイルスなどがはやっていると行っていたのですが、やはり水道が使えないというのは衛生状態をきれいに保つのはほぼ不可能なのでかなり厳しいなと感じました。

トイレも仮設のもので手も満足にあらうことができない状況でお風呂などまだまだ難しいのが現状です。
ただどこの場所にもかなり自衛隊がいるのでその安心感が救いなのかもしれません。

この日は晴れでこの地区の割にはかなり暖かい日で外でみんな食べていましたが、雪の日や夜の寒い日は非常につらい日々が続いていることを想像してしまいます。

子供もかなり多くみんなその時間はみんなで楽しそうに遊んでおり、その声などはその空間をかなり明るくしていました。

役場の中はかなり殺伐した雰囲気で、安否情報を確認する場所、死体確認をする場所、相談をする場所などが設けてあり、たくさんの人でした。

こちらの職員の方に聞いたのですが、この場所よりさらに南下したところがほぼすべて町ごとなくなっており、この後少しずつ仮設住宅に移っていくものの家、畑、たんぼ、町のすべての機能がなくなってしまっており、堤防を作らない限り、この場所に戻ってくることさえできないとのこと。

仮設住宅も2年間の期限付きらしくその後すべてを失った人はどうやって元の暮らしにもどれるのかと・・・

このような方たちがたくさん山元町以外にもたくさんいる現実

私達はどうすればこのような方たちの助けになることができるのかと

非常に難しい課題が与えられました。

コジコジではこれからスタッフみんなで話し合っていき自分たちができることをこれから最大限にやっていっこうと思います。

幸いコジコジはたくさんの素敵なお客様に恵まれ日々たくさんのお客様が毎日来ていただきこの災害に出来るだけ協力したいとのお声を毎日頂きております。
皆様といろいろ話しながら長期的に考えていきたいと思っております。

この後この地区で被害の一番大きなところをまわりました。

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常磐線の坂元駅、新地駅は壊滅的な被害です。

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線路が全く別の場所まで流されていました。

当時乗っていた若い警察官が全員を説得して避難させることができ乗っていた方は全員無事だったそうです。
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000001104040001


相馬にも行きました。

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この辺りはさらに強い津波だったせいか大きな船がかなり遠くまで流されていました。

相馬や南相馬はさらに大変かもしれません。
このような被害の上に原発の影響、さらには風評被害などが予想されます。

漁業関連で働かれていた方、農業関連で働いていた方 このような方は私達の民間だけの支援だけではどうにもならないかもしれません。

是非国がリーダーシップをとってこのような方たちにも希望や展望が開けるような政策をすぐにでもとっていただきたいですね!

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かなりの広範囲の場所で壊滅的な被害になっています。


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テレビなどでもよく取り上げられているのですが、高速道路でも、避難所でも、壊滅的な場所でも自衛隊は必ずといってよいほど活躍されています。
このような状況だと自衛隊がいろいろな場所にいるだけで安心感を得られます。
ただこのような状況がずっと続くととても疲れるだろうなと思います。
がんばれ!自衛隊!

やはり南相馬へ続く道は放射能のため道が封鎖されておりました。

この日の放射能は、飯館村の方が高いデータでした。
飯館村役場5.97福島市2.34、郡山市2.14、南相馬市0.75 (単位:μSv/h マイクロシーベルト/時間)

日によって風向きなどの理由でかなり違うようですね。

この後2時30分ごろに福島市に到着し、丸亀製麺をみつけ昼食。

長距離運転のためここで少し休憩。
先程の避難所の方は毎日炊き出しで食べている中、私たちは自分たちが選んだ食事を食べることができます。

この選択できるということがいかに幸せなことか実感させられました。

もし可能であれば避難されている方を遠足のようにバスなどで温泉に行ったり、大型食堂で自分が選んだものを食べたりする日を設けることができれば一瞬でも避難所の現実を忘れることがストレス発散になるんじゃないかと思いました。

7時ぐらいにコジコジに到着。

内藤さん800km走行ほんとにありがとうございました!
プリウスで40リットル使い、だいたい20km/リットルの燃費でした。

約17時間の視察は自分にとってとても大切な貴重な1日となりました。





















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テーマ : 東北地方太平洋沖地震義援金、災害援助
ジャンル : 福祉・ボランティア

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東京・都立大学「cosi cosi」をプロデュースする元デザイナーのシェフとシニアソムリエのblog

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